一年中楽しめる滋賀県のフィッシング事情

日本最大の湖として知られる琵琶湖は、実は世界三大古代湖としても世界的に有名で、その歴史はおよそ400~600万年と言われています。

これは、ロシアのバイカル湖やタンザニアのタンガニーカ湖に次ぎ世界で三番目の古さであり、数百万年の悠久の歴史が育んだ希少な固有種の宝庫で、海釣りとは違った様々な魚種の釣りを楽しむことができます。

滋賀県に春の訪れを告げるホンモロコ釣り

外来種の影響ですっかりその数を減らしましたが、今でもホンモロコを中心とした湖の小魚は釣り客を魅了してやみません。

魚体は10cm程度の小魚で、延べ竿(リールを用いないもの)の先に餌をつけるだけで簡単に仕掛けを作ることができ、暖かい春先の日曜日には湖岸で糸を垂れる親子連れが多く見られます。

残念ながらホンモロコが釣れることは稀で、多くの場合ボテジャコと呼ばれる同じコイ科の小魚が食いついてくることが多いのですが、モロコに比べ食味は苦く、料理法も限られることから余り喜ばれることはありません。

同じ延べ竿の仕掛けでも、梅雨から初夏に掛けてはとても美しい小鮎が多く釣れ、天ぷらにして頂くとサクッとした舌触りと後から広がるほろ苦さがとても美味しく、釣り客を魅了しています。

厄介者の外来種なのに人気者のブラックバス

鮎やモロコの天敵として知られ、琵琶湖の生態系を脅かす代名詞にもなっている「ブラックバス」ですが、琵琶湖を訪れる釣り客にとっては不動の人気ナンバー1であり、その魚体は大きいもので60cmを超えることもあります。

その引き味は大変強く、大暴れし大変重いことから、世にスポーツフィッシングブームを巻き起こした「仕掛け人」とも言えるでしょう。

ブラックバスは市販の疑似餌(ルアー)にもよく食いつき、ゴカイやイソメといったミミズのような生き餌を触る必要が無いことから女性や子供にもハードルが低く、一年を通してブラックバスを狙った釣り客が琵琶湖を訪れます。

しかし滋賀県では、釣ったブラックバスの再放流(キャッチ&リリース)を条例で禁止しておりますので、釣った魚は必ず持ち帰るか、専用の回収箱に入れるようにしましょう。

大物から小魚まで楽しい琵琶湖の釣り(まとめ)

琵琶湖ではこの他にも、ナマズやコイといった大物を狙う釣り客がおり、またベテランになれば天然のウナギを釣り上げることもあります。

まるごと焼いたり天ぷらにしてもおいしく頂けますが、淡水の小魚は昔から「飴炊き」にしても食されており、特に琵琶湖で釣れる小魚の調理法としては昔からとてもメジャーです。

ブラックバスなどの強い引きを楽しむスポーツフィッシングに飽きたら、小魚が誘うとても微妙で繊細なサインを楽しむ琵琶湖での小魚釣りにもぜひ挑戦してみてください。

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